門田 直之
3/20(日)(15:20-16:20)
タイトル
Positive factorizations of mapping classes
アブストラクト
Ozbagci-Stipsiczにより次のような問題(の言い換え)が考えられた. 「固定したgに
対し, 種数gのLefschetz pencilの全空間のオイラー標数のとり得る値は有界であろ
うか?」この問題は, Baykur-Van Horn Morris, Dalyan-Korkmaz-Pamukにより否定的
に解決された. 本講演では, より精密な結果として, この問題が否定的・肯定的な解
答を得るためのLefschetz pencilのbase pointの個数に関する情報を与える. 本研究
はBaykur氏(マサチューセッツ大学), Van Horn Morris氏(アーカンソー大学)との共
同研究である.