濱田 法行
3/22(日)(11:20-12:20)
タイトル
レフシェッツペンシルの様々な構成テクニック
アブストラクト
レフシェッツ束, 特にペンシルの様々な構成方法について主に組合せ的な立場か
ら解説する.
モノドロミー分解の組合せ的な不変量であるチェイン数とランタン数を用いるこ
とで, 構成しようとしているペンシルのオイラー標数, 符号数は扱いやすくなる.
こうして不変量の見当をつけながら, 代入, 部分共役, breeding, 有限被覆など
のテクニックを組み合わせて新しいペンシルを構成することができる.
講演では具体的な例を通して, 実際にこの戦略が効果的に働く様子を観察したい.