日本学術振興会日中科学協力事業 日中セミナー「数論:伝統と現代化」は,平成16年2月12日ー16日に中華人民共和国 西安の西北大学で開催の予定です.それに先立ちまして,同事業の一環として,11月1日ー2日に,飯塚市の近畿大学九州工学部におきましてセミナー準備会を開催致したいと存じます.日中セミ ナーの計画等を討議することに加え,折角,百家争鳴のチャンスですので,以下のようなプチコンファレンを企画致しましたので御案内申します. 数学の専門家のみならず,数学に興味のある高校生の参加も歓迎致します.参加・講演されたい方は,金光(kanemitu@fuk.kindai.ac.jp─アドレスのかねみつの綴りでsがないことに注意してください),(TEL0948-22-5659-460)まで御連絡下さいますようお願い申します.金光滋
日時 11月1日(土), 2日(日)
場所 福岡県飯塚市柏森 近畿大学九州工学部 (代表 TEL 0948-22-5655)1272教室
交通:天神バスセンターから西鉄バス田川・後藤寺行きで近大前下車、または博多駅から篠栗線(毎時34分発の赤い快速なら40分)で新飯塚下車、駅の道路を挟んだ向い側のバス停から(同じく田川・後藤寺行きあるいは庄内・有井行き)西鉄バスで近大前下車。または、タクシーでも一区間です。
プログラム
11月1日(土)13:30ー14:20
中井喜信 (山梨大・人間科学・教授)
題未定
11月1日(土)14:50ー15:40
三宅克哉 (都立大・理・教授)
3次体とモーデル曲線─Cubic Fields and Mordell Curves
11月1日(土) 16:10ー17:00 松本耕二 (名大・多元数理・教授)
Riemann ゼータ関数と Dirichlet 多項式の積の二乗平均値について
─On mean square values of the Riemann zeta-function and Dirichlet L-functions
11月2日(日) 10:30ー11:20
谷川好男 (名大・多元数理・助教授)
ある格子和の極限の決定 ─Determination of some lattice sum limit
11月2日(日) 13:00ー13:50
秋山茂樹 (新潟大・理・助教授)
フラクタルと直線の交わり ─Intersection of fractals and lines
11月2日(日) 14:20ー15:10
金子昌信 (九大・数理・教授)
2次の整環のゼータ関数の局所因子に対するリーマン予想について
─On the Riemann hypothesis for the local factor of zeta funcions of quadratic orders
11月2日(日) 15:40ー16:30
江上繁樹 (富山大・工・助教授)
題未定
第3回日中セミナー(日本学術振興会日中科学協力事業 日中セミナー)の御案内
The tradition and modernization in number theory─数論:伝統と現代化
平成16年2月12日(木)─16日(月)
中華人民共和国 西安市西北大学にて開催予定(SARSの再発がないことが条件です.)
主催者 西北大学・西安交通大学教授 Zhang Wenpeng(張文鵬)
参加御希望の方で,招待状がご入用の先生は,Zhang教授にメールで連絡をお願 い申します.wpzhang@nwu.edu.cnまたは,hnliu@etang.com
また,参加される場合,日程の前後ずらした形でも結構です.詳しくは, Zhang 教授に直接御連絡下さるようお願い申します.猶,大学の宿舎の数には限りがあ りますので,宿舎を利用されたい先生は,早めの御連絡をお願い申します. 開催の場合,報告集を出版の予定です.奮って御投稿下さいますよう.